積ん読多すぎてヤバいんだけど、アニメ化決定したし、(え！？アニメ化！？！？！？！？！)勢いで最新刊『煉獄金貨と失われた城』を読みました。
※成人済みオタクの萌え語りを含みます！やや不健全な表現やネタバレが苦手な方はブラウザバック推奨。
☆スペインの探偵卿・ラロ
なんと時見｢サナダ｣の血を引くことが判明。
事件が起こる前に解決することが可能だから最強なのね……。
表紙では気づかなかったが、挿絵見てびっくりした。
言われてみると、真田女史に似てない？？？？？？
きりっとした目元、後ろでひとつに結んだ髪、メガネ(ゴーグル？)装備。
てかまつ毛めっちゃ長いな。
これで普段はおっとりおだやかな、のどかな街に住む精神科医なの……それも童顔の20代後半……。スペインの探偵っていうからもっと派手なのくると思ってた。へぇ。
お仕事は精神科医……探偵卿が副業なのでセーフです、は笑っちゃった。マライカさんも学校の先生してるし、ネアさんも資産家だし、副業禁止というのもガバガバなんだろうな……。
まぁ仙ちゃんのは定職じゃないから本業と言い張れない、という弱点はある。どんまい。
☆シド・マイティ・ゼン……
推定20代前半のわがままな主人から女性の扱いまで完璧な執事(しかし女性経験がなく、じつはプライベートで女性と接するのが苦手)って何！？！？！？チョロいオタクだから軽率に萌えている。
今回フラグが立ちそうだったルフィナさんが年上の包丁持つと人格変わる一流シェフ(仕事ばかりで異性経験がない)なのも含めてハチャメチャに萌えた。
挿絵だけパラッと見て、ヤウズくんに詰め寄るシドくんの図で一瞬壁ドンしてんのかと思い｢俺なに見せられてんの……？｣と脳がバグりかけて反射的に本をいったん閉じた(なにやってんの)。
収容所出身の3人が、友達の友達はみんな友達！のノリでLINEグル作ってるのウケるし、お洋服買いに行ったりスイーツ食べたりJKみたいなこといっぱいしてほしい。ほっこりした。
シドくんとジョーカーくんが女性経験の程度でぎゃあぎゃあ騒ぐの、年相応のバカ男子大学生って感じでめちゃくちゃおもろいな。
新刊読みながらちょこちょこあんスタのイベント回してたんですが、ウブすぎるシドくん引っ張られて思わず『デートプランAtoZ』を選曲してしまった(？)。
ルフィナさんとのお食事、うまくいくといいね！
☆ヤウズくんの進路
そろそろジジイ離れのときが近づいてきたな……って一気に寂しくなってしまった。
料理人として働かないか、という誘いを断りきれないヤウズくんさぁ……。
このときジョーカーくんはあっさり断っているし、自分の生きる道は怪盗のパートナーだってわかっているからこその返答だよね。
そこで迷っているってことは、ジジイと同じく孫もジジイ離れをしなくてはならない、次の生き方を見つけなければならないって気づき始めたってことだよね……。
そもそも皇帝のとこに転がり込んだのも、人を殺さずに生きていけるようになるため、自分と向き合うためだからね……そこで｢料理｣という特技を身につけ、プロからスカウトされる腕前になり、シドくんに言われたとおり｢普通｣の人間らしさを得たってことは、もう皇帝のところにいる必要はないってことだからな……。
ところで、300歳超えてるかもしれないジジイが10代半ばくらいの少年に向かって｢お前の孫の面倒くらいは見てやる｣ってしれっと言い放つの、強めの魔女集会概念でニヤッとしてしまった。
センチメンタルもクソもない雰囲気でこういうのお出しされるとゲラゲラ笑ってから一気になんかエモが押し寄せてくる。
☆煉獄金貨について
おまえ、珍しくアナミナティじゃないな！？
って私は思ったんだけど、有識者の皆さんはどう思いますか？
改良された麻薬とその作り方を記した金貨って、技術によってはオーパーツに近いかもしれないけど、それ自体はアナミナティではないと思った。
アンディック氏にゲームを持ちかけてきたのはそのまんま神で、煉獄金貨そのものではないと思ってるんだけど……。
ところでアンディック氏が夢であったとかいうマネキン顔の少年、不気味じゃないっすか？
それが印象にのこったせいか、昨夜私の夢にもマネキンみたいな顔のくせに血走った目をしたヤベー奴が出てきたんですけど……寝た気がしない……。
☆クイーンの夏休み
RDとクイーンの攻防、ついにここまできたか……みたいな謎の感慨がある。
前はクイーンがRDをハッキングして好き勝手してたのになぁ……。
RDがクイーンのバカな提案にのったふりして、いいように誘導しようとするのおもしろすぎるんだよな。
トルバドゥール、きりもみ飛行できるっておっかなすぎて笑えない。そのなかで平然としているクイーンもヤバい。
てかもっちりマンゴープリンだっけ？？？美味そうだな……オタク喜んで食べるんでどっかのコンビニとタイアップして作ってくれんか？？？アニメ化したし、いけるいける。
