買って1ヶ月くらい積んでいたんだけど、ようやく手をつけた。
だって既読のフォロワーの様子がおかしいので……なにがあったんだよと身構えちゃうし……。
2巻もおもしろかった。(1巻の感想はこちら↓)
https://mizumint.hatenablog.com/entry/2020/12/01/012957
☆結構怖い
様子のおかしいフォロワー達がBLピクチャーを生産し続けていたので、そっち方面の覚悟を固めて読んだら、「オカルトネタの怖さが黒魔女さんと段違い」という大前提が抜けてちょっとビビり散らかしてしまった。
でもページをめくる手が止まらず、仕事で疲れてるのに、明日休みだからと夜更かしして真夜中に一気読みしてしまった。
深夜に読むものではないな、と思った(死者が生き返って夜中に豪太郎さんを殺しにくるときの挿絵、初見で普通にビビったので)。
あと、今回もけっこうミステリしてて良かった。
こういうオカルトがロジックのひとつに組み込まれているミステリが大好きなので、楽しく読んでいる。
迦楼羅さんが陰陽師なのにけっこう足で捜査するタイプで、論理的なのめちゃくちゃ好き。
今回もウンチクたっぷりで、全体的に和風な世界観なのに戦後10年ほどという時代設定のおかげで横文字もけっこう出てきてて、そこがまたなんかレトロでいいなぁ。
☆小春がマジで良いキャラしてる
小春、行く先々で会うしおもろいな……。
そろそろ巻き込まれすぎて彼女も警察や軍にマークされそうで怖い。
普通に危ないめに何度もあってるし。
豪太郎さんたちが思ってるよりもだいぶしたたかだと思う。
娘ひとりで旅芸人って、普通に危ないことも多いだろうし、そのなかで生き抜くにはちゃっかりしてないとダメなんだろうな。
☆はいはい通常運転
ちょっぴりBL、もう何が来ても驚かないぞ……と思っていたので今回はそんなに驚きはなかった。
というか全体的にナチュラルにヤバいな……と思ったので、簿2巻に狂っているフォロワーの言う「例のシーン」がどこだかわからない。どこ????
豪太郎さんがやたら迦楼羅さんの容姿を「美少女」と形容するので笑ってしまった。
迦楼羅さん、大作戦でチョコが描写したときは「20歳は超えてそうなお兄さん」って感じだったので、他の人から見ると綺麗な人ではあるけどそんなに幼い感じでもないのでは?と思っている。小学生から見ると高校生くらいのお兄さんってすごく大人に見える、というのもあるだろうけど。
たぶん美少女に見えてるのお前だけだぞ。
顔が良いのは事実だが。
「俺がいてやらなきゃ」「一緒にいたい」「守ってやる」
好きすぎかよ何?????
妙子さんが識を寄越してああ言ったのも、豪太郎さんを信用してるからだろうしご家族公認の仲、ってワケ……。
今回は迦豪っぽいな……と思った。自分はどっちかというとこっちの解釈なのでテンション上がった。