引き続き観光地編。
主に2日目で巡った旧市街地(チャール・ミナール周辺) について書いていく。
チャール・ミナール周辺
街のシンボル的存在で、16世紀にクトゥブ・シャーヒー朝の王様が建てた『4つの尖塔』を意味する建造物。
塔の内部に上がることもできるらしいが、今回は下から見上げるだけで終わった。時間も限られてるし、人も多くて近づけないw
↑“写ルンです”で撮影。外国の街並みと相性が良いので、フィルムカメラはオススメの持ち物。
↑旅するアクスタ。荷物が増えてしまったけど、それでも持ってきてよかった。
歩行者天国みたいになっている。露店もたくさん並んでおり、サングラス屋の客引きとかもあった。バングルが名物だとかでキラキラのバングル屋がいっぱいある。(買っとけばよかった……)
近辺にモスクもある。ヒジャブを被った女性など、ムスリムだとわかる出で立ちの人も多く歩いていた。
旧市街地を歩く
旧市街地はイスラーム文化が色濃く残るエリア。ごちゃっとした街並みを歩いていると、異国に来たという実感がわいてくる。
この辺りまでホテルから車で送迎してもらったのだが、「どこに停めんの?」って感じの道端にサッと停めて安全に乗り降りさせてもらい、プロのドライバーってすげぇ……と感動した。
↑チャール・ミナール付近の環状交差点。環状交差点自体、教習所の資料でしか見たことなかったので「これがそうなのか〜」と新鮮な気持ちになった。
↑チョウマハラ宮殿に向かう途中の道端で撮影。結婚式等フォーマルの場で使う、煌びやかな衣装を扱う店が並んでいた。
本場のチャイとビスケット
「そうだ、インドに行こう」と思ったきっかけのひとつ、「本場のチャイが飲みてぇ〜!」という希望も叶えてきた。
↑チャール・ミナール横のベーカリー。店の前に立ち食いできるスペースがあるので、そこでいただく。
カジュアルな店構え&屋外で立ち食いスタイルなので衛生面とか気になる人は気になるかも。チャイもビスケットもしっかり加熱されてるので、屋台飯とかに比べると食べやすい部類だと思う。
↑左:焼きたてのパン 右:ビスケット&チャイ
焼きたてのパンが本当に美味しい!いくらでも食える。手で掴んで食べるので、ウェットティッシュは必須。
写真のビスケットはオスマニアビスケットといって、チャイと相性抜群のビスケット。チャイに浸していただく。
紅茶とスパイスの香りがしっかり感じられるチャイがまた美味だった。たまに自分もスパイスを煮出して淹れてるけど、やっぱりお店のに比べると薄味だよな〜……と思う。
チョウマハラ宮殿
チャール・ミナールから徒歩で行ける場所にある、ニザーム家の公邸。
入場料は外国人料金200ルピー。カメラを持ち込むと追加で50ルピーかかる。(私の場合は旅行代金込みで払ってたので入口でもたつくことはなかった) それでもカメラは絶対持っていった方がいい。
ちなみに、入口付近で当時の王族のような格好をして写真が撮れる。(別料金。いくらだか忘れた)服の上から布とアクセサリーを付けるだけなので着替えも撮影もスピーディー。写真は見学している間にプリントアウトしてくれる。
↑イスラム建築と西洋建築の融合がみられる豪華な建物。内装も欧州から取り寄せたものを使用している。
↑豪奢なアンティークも多数展示。ニザーム家の豊かな暮らしぶりが窺える。
↑現在は博物館になっており、歴代の王様の情報や当時の武器、衣服、調度品、愛車等が展示されている。
このエリアに訪れてみようと考えている方へ
※個人の主観による感想です。行かれる方は必ずご自身でも調べるか、利用する旅行会社に相談&確認を!
★アクセス
バックパッカーなら観光の拠点をこのエリアにしても良さそう。ただ、一般的な観光旅行だと治安等の面から泊まるのは新市街の方になるはず。新市街の方からアクセスするなら車を手配しておくとスムーズ。
★物乞いがいる
広場には物乞いが彷徨いてる。腕にひどい傷を負った子ども等、人によってはショックを感じそうなものが普通に視界に入ってくるので注意。地元の人はスルーしていたのでスルーで大丈夫だと思う。(インドの物乞いはそういうビジネスらしく、施しをしても物乞い本人の懐に入らないらしい)
★買い物
お店が豊富なのでお土産を探す人もいるかもしれないが、ガイドさんいわくあまり質が良くない(ものもある)らしい。ざっと見た感じ、服や雑貨はたしかにチープな感じの物が多そう。
★より楽しむために
イスラム文化が濃く残るエリアのため、ある程度ニザーム藩王国関連の歴史を調べてから行くと建築物や展示に対する理解が深まる。ガイドブックやwikiに目を通すだけでも違うと思うのでぜひ。
↑旧市街の街並みはこんな感じ。