マチトム17巻を読んだ

※微ネタバレ注意


☆転校生

魔性のジェンダーレス美少女!!!
はやみね作品の美形、たまにそういう爆弾ぶっこんでくるから最高だと思う。

名前やばない???
自己紹介のシーンで「はいアウトー!」と叫んでしまった。
加護麗の血縁者?赤い夢の住人または赤い夢をこの世界に侵食させようと企んでいる勢力なのかな?

挿絵も可愛いけど、裏表紙がスタイル良すぎて10000000点だった。ありがとう。

表向きの正体は麗亜さん原作の映画で主演を務める女優だったけど、その出演作が令夢っぽいの怖いよ。こいつどこまで知ってんだ。


☆浦沢、好きだ……(告白)

浦沢、やっぱり最高の女……。
久々に初期の迫力を見た。やっぱりこの女、ヤバい。好き。
今回の挿絵もアイドルみたいな愛くるしい顔で本当に良かった。

ユラさんは加護妖を知らない、彼女は組織の人間じゃない……それは事実だろうけど、頭脳集団は加護妖をマークしてないんだろうか……?
頭脳集団は南北のゲームが“醒めない夢”を見せるものだと危険視している。一方加護妖は、南北に“醒めない夢”を見せてしまいそうなヤバいゲームの案を与えてしまった。どう考えてもヤバくない??? ほんとにノーマークなんですか???


☆絆を結ぶドロケイ

ネーミングがいかにも皮肉屋って感じでめっちゃいい。
学校を舞台にゲームするの、10巻を思い出す。
当時と違って今はもう社会人だけど、大人になっても“学校で走り回るゲームをする”というシチュエーションはワクワクする。

健一と真田女史が今回も仲良しでよかった。
さな☆さち先生、このためにあのマンガを描いたのか……?創さんと内記さんが娘の同級生の親だと知っていてアシスタントに呼び、原稿のコピーを渡したのか……?
内記→内人に原稿が渡り、創也も目を通して不審に思われて検索されることも想定済みで絵柄を変えたのかな。
女史は内容を知っているけど、時見殺しの母が何を考えているかは読めない、だからあの原稿と同じ状況が起きて機嫌が悪かったのでは……。


☆柳川さん

初期からするとびっくりするくらい今巻は生き生きしてたね。最強のサバイバル中学生にムキになるゲームクリエイターお兄さん(美大生兼傭兵兼元教育実習生)、あまりにも面白すぎるし巨大感情じゃん……。

ユラさんもそうなんだけど、ギリギリのところで人間辞めずに社会に溶け込んでいるヤバい奴が大好き。
暗闇の中で楽しそうに戦闘してると思ったら生徒のピンチに駆けつけて“先生”になる柳川さん、オンオフの切り替えが上手すぎてさすが演技派のウイロウなんだよな。


☆赤い夢案件

創也は赤い夢に惹かれて手を伸ばしてしまう人間で、内人はその境界線に放り込まれると恐怖を感じて“その先”へは進まない人間なんだよな。
内人がストッパーになるのか、創也に乗っかって(引きずられて)2人一緒に向こう側に行ってしまうのか……。

マチトムにもついに“あちら側”からの刺客が来てしまったので、もう無関係ではいられないんだよな。

マチトムの勢力、

・南北(向こう側に手を伸ばしかけている)
・クリエイターとしてのライバルである栗井栄太御一行様(多分向こう側を知らない)
・頭脳集団(向こう側の存在を危惧している)
・加護妖(南北を向こう側に引き入れたい)

・奈亜と元祖栗井栄太(この2人って向こう側を知ってるのかな?知らないのかな?)

それに加えて「令夢版南北」がいるんだよな。令夢に出てきた方はマチトム世界ではないというのか自分の説。



考察しようにもいろいろ記憶から抜けてるから、細かいことまで覚えてる人いたら頼んだ。