今年観た映画個人的ベストを挙げてく

今年日本で劇場公開された作品個人的ベスト10選

年末にも鑑賞予定あるけど、ひとまず締めておきます。

 

K.G.F. chapter1&2
初見時は登場人物多すぎて混乱したけど2回目を観たら面白すぎてひっくり返った。

孤児から金鉱の支配者にしてインド最大の罪人へ成り上がる話。
「暴力が俺を愛してくるんだ」

 

ランガスタラム

1980年代の南インドの農村が舞台。社会派の要素もありながら、ミステリで見られる構成や文学的な表現が使われていてエンタメとしても完成度が高い。

話が良い曲が良いカメラワークが良い。

「この世は芝居の舞台(ランガスタラム)、俺たちゃみんな人形さ」

 

バンバン!

アクションとダンスと美男美女!観たら元気になれる。

挿入歌が全部良い。あの有名なトゥメリもこの作品。個人的に好きなのはED。

バンバンに限らず、インド映画はダンスシーンをフルで本国の公式がアップロードしてくれてるからヘビロテしてる。


劇場版アイドリッシュセブン

今年いちばん周回した作品だと思う。

友達の付き添いで行ったら曲が良いCGが良い演出が良いなんかイチャイチャしてるアイドルがいるってことで軽率にハマってしまった。

Re:valeこれで付き合ってない方がおかしいだろ(初見感想原文ママ)


鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

今めちゃくちゃ流行ってますね。

戦時中の負の遺産を探し当てて闇に葬る系の話や怪奇ミステリが好きなのでそりゃハマるわな。

作画も良いし内容もPG12ギリギリを攻めたエグさで妥協してないのが伝わってくる。もう1回観たい。

 

ヴァチカンのエクソシスト

これもTwitterで流行った映画。

グロや鬱はミステリやアクションの延長でいける程度なのでそれらとは切り口が違うホラーというだけで身構えてたけど、怖いのは序盤だけだったな。終盤はほぼほぼ特撮。(伝われ)

鑑賞前にTwitter仮面ライダーのパロを見かけたけどその理由をなんとなく理解した。

 

サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者

英国に対して初めて反逆した人物をモデルに描いた歴史アクション大作。

観たあとアヴク(演:スディープ)とラクシュミー(演:タマンナー)の話ばかりしている気がする。

だってさ〜〜〜真っ先に裏切りそうな奴がいちばんの忠臣だったなんてこんなん好きになっちゃうよ。

ラクシュミーは最期がとても美しかった。

「生まれた意味を知るとき、死ぬ理由を悟るのだ」

 

スーパーマリオブラザーズ

最強の配管工兄弟!スーパープリンセスピーチ!やたらあざといキノピオ!毎秒ファンサという名のゲームやってた人にしか通じない身内ネタ!

それをIlluminationのハイクオリティなアニメで90分間駆け抜けていくんだからすごい。

 

名探偵コナン 黒鉄の魚影

祝100億。納得と信頼の劇場版クオリティ。

原作好きから初見さんまで誰もが納得して楽しめる構成と、声優オタクすら欺く有名声優の無駄遣い&有効活用。

これまでの信頼と技術とお約束を力技でパワーアップさせてきた良作。

 

翔んで埼玉  琵琶湖より愛をこめて

ご当地自虐エンタメの続編。前作にあったものはだいたいあるしスケールアップしている。

キャスティング、演技、演出、ご当地ネタに至るまでキャストやスタッフのこだわりを感じられてよかった。

個人的に好きなキャラは桔梗くん(演:杏)。

「煮るなり焼くなり抱くなり好きにしてくれ」

 

 今年配信で視聴した作品

ヤマドンガ

『RRR』でお馴染みラージャマウリ監督作。

ひょんなことから泥棒が閻魔に喧嘩売ったら大変なことになった……という冥界ファンタジー

若い頃のNTR jr. さんが演じる主人公が、泥棒らしく泥棒してるのにチャーミングでなんか憎めない。

2007年の作品だけど、劇場公開もしたのでそこでも観た。

 

マガディーラ 勇者転生 完全版

これもラージャマウリ作品。2009年。

国際版の初見は再上映だったけど、完全版は劇場公開前に配信で見た気がするのでこの枠で紹介する。

現代転生ラブコメなので時代劇や歴史ファンタジーの要素もありながらも個人的にはすごくとっつきやすかった。

若い頃のチャランさんが本当に美しすぎる。前世の神々しさすらある美しい戦士と現世のチャラいバイクレーサーのギャップが楽しめる。

国際版でカットされていたソロモン兄貴の活躍が良かったので、個人的には完全版の方が好きかな。

再上映で初見鑑賞したら面白かった作品

タイタニック

2月の3Dリマスター版で鑑賞。

史実に関する知識があったからこそ、配信や円盤だったらしんどくなって途中で観るのやめてただろうから、劇場で観て良かったです。

お恥ずかしながら生まれて初めてタイタニックを観た。名作が名作と言われる理由をわからされた。

若い頃のディカプリオ氏、顔が良すぎる。儚ぇ〜。

 

バーフバリ 二部作

これもラージャマウリ監督作品。

グラシネの再上映(BESTIA、IMAX)で観た。

一作あたりの体感5時間。曲が良いアクションが良い。

古代インドファンタジーという異国情緒溢れる世界観とキャラの多さとスケールに最初はついていくのがやっとだったけど、2作目見て「ウワーーー!!!!なんだこれおもしれ〜〜〜!!!」となった。

個人的には豪華絢爛な2作目が好きです。

 

+α 特別枠

RRR 吹替版

字幕版公開は2022年なので去年のベストに入れたいけど、吹替版の公開は今年なので特別枠で入れます。

テルグ語英語ヒンディー語等と多言語の作品をオール日本語で吹き替えしたため、ファンの中でも賛否あるけど、これはこれで好き。

インド映画初心者や洋画を吹き替えで観ている人だけじゃなく、普段アニメや邦画しか観ない人にも勧めやすい親切な翻訳とキャスティング。

ラーマ兄貴は日野ボイスでもセクシーだったし、幼少期のラーマにころあず(マッリと兼役)をキャスティングした人に感謝しかない。

 

【ムビナナ】ドルビーシネマで観てきた

ムビナナ誘ってくれた友人とプチ遠征してドルビーシネマで観てきました!!!わーい!

ドルビーシネマ、私はRRR以来で友人は初めて。

 

 

DAY1、DAY2両方浴びてきた。以下感想⬇

 

サイリウムの色が綺麗

まず思ったのがこれ。彩度が高くて本当に綺麗!

観客もきちんとモデリングされている、というのも判別しやすい。モブのパーカーのフードまでくっきり見えた。

 

★銀髪の色味の違いまでハッキリわかる

環くんの髪色が白飛びしてない。ちゃんとしっかり水色だ!

壮五くんの髪の影が紫よりになってたりと普段白飛びしててわからん箇所がよくわかる。

楽さんの白い肌と髪もまっしろになってない。

巳波くんのベージュよりの髪色もはっきりわかる。

千くんの髪はもはやシルクの輝きに磨きがかかりすぎている。

あと、大きな毛束に添えてうごく白いハイライトらしき髪もはっきり見えた。

それぞれの肌の色味もひとりひとり違うのがよくわかる。本当に白飛びしない。

 

★衣装のディテールがすごい

美プレで天くんが着てるファーの解像度が上がりすぎて高級な毛皮に見えてくる。

TRIGGERだとブラホワ衣装のジャケットの素材やビジューの輝きも視認しやすかった。

NIGHTFALL衣装のメンカラが入ってる裾の部分や宝石の彩度も上がってて、グラデーションや煌めきが細かく表現されていた。

あと、ŹOOĻやRe:valeがつけてる花。花弁1枚1枚がくっきり綺麗に見える。

 

★光の表現がよりリアル

アイドルにライトが当たった時、髪や頬が白くなりすぎずにふわっと絶妙なグラデーションを描いていた。

全体的に彩度が高いので、S&Sの前半やササゲロの後半などのチカチカする画面がマジでチカチカする。美プレのライトアップもそう。光が強くて、“現地”感がすごかった。

 

★音の臨場感がハンパない

もはや現地。リアルのライブに行った時の、音圧に圧倒されて「もうこのまま耳が潰れてもいいや」と思いながら最高音楽を流し込まれるあの瞬間が再現されていた。

いつものムビナナがライビュなら、ドルシネは現地。

なんなら最初の芽が出る映像の時点で泣きそうになってた。

 

サウンドの変化や加工がわかりやすい

オーバーラップ(DAY1のŹOOĻ1曲目)のイントロの迫り来る圧力や、NO DOUBT のところどころ加工される音声がすごく印象に残る。

ササゲロの「俺は重いぜ?」はガチで重量のある声だった。重い男の声どころか、声自体に質量がある。

 

 

 

ドルシネ初体験の友人もその違いを体感し、すごく気に入った様子だった。

一度体験するとこれ無しじゃいられない体になっちまうんだよな……わかるよ……。

【ミリしら】ムビナナおかわりしてきた【応援上映】

先日、ミリしらでアイナナ観に行ったらRe:valeに気が狂わされて大変なことになった。

 

https://twitter.com/mint_mizu/status/1663881681164713984?t=ba4xdO_4ftdk0uEXZDm3Nw&s=19

 

↑軽い気持ちで投げたら思った以上に伸びてしまった感想ツイ。

 

誘ってくれた友人に解説してもらいながらアニメの履修を始めました。

とりあえずRe:valeが出てくるあたりまでは見てみるつもりでいたけど、すでに面白くて引き込まれている。

現在6話まで視聴済み。

主人公周りと世界観がなんとなく掴めてきたのでもう一度映画も見たいなと思った。

(あと考えれば考えるほどRe:valeのMCが本当に自分が見たものなのか信じられなくなり確認したくなったから)

 

応援上映でDAY1、DAY2ハシゴしてきた。

アイドルアニメ系の応援上映は本当に久しぶりなので、光度強めのサイリウムがキラキラで新鮮でした。(ライブ系以外の作品だとキンブレの光度を落としたり本数制限あることが多いので)

意外と白使わない(八乙女さんくらい?)んだね。巳波くんはベージュらしいけどあの色、私のキンブレに入ってない😭

あと、コーレスある曲はないけど拍手や合いの手、MCでのフゥ~!は聞こえてきたので思ってたより賑やかでした。

最初の企業コールはなかった。ないんだ。ないか。ライブだもんな(狂った応援上映界隈のオタク並感)

 

アニメ6話あたりまで見て少し解像度が上がった状態で改めてライブを観ると、ついつい陸くんに対して「儚い……倒れないで……儚くならないで……」とハラハラハラハラハラしてしまう。大きいライブだけど、複数ユニットで対バンする形式だから、いつもより負担は少ないと思いたい。

あと双子デュオの重みがすごい。兄のことが知りたくて文字通り命を削って同じステージ(高み)に行こうとしている陸くんが、あんな大きなステージで天くんと並んで歌っている……。天くんは逆に弟に生きていてほしくて命燃やしてアイドルしてるから、同じ場所に立ってること自体に思うところありそうだし……いや後半は予想という名の自己解釈ですが……。

なんかこう……天くんは何があってもステージに帰ってくるタイプというか、命を削ってても儚さは感じないんだけど、陸くんはいつかトップアイドルになって天くんと並ぶ場所に立てたあと、ふっと消えちゃいそうな雰囲気があって不安になる。

でも、アイナナのみんなとマネージャーがいる限り、きっと彼がどこかに消えちゃうことはないだろうなって思った。それがあのデュオ後のみんなが迎えてくれる演出に繋がってる気がする。上手く言えんけど。

 

あと、ちょうどアニメのお当番回を見てるせいか自然と目がいくのが環くん。

環くんって最年少なんですね!?言われてみれば、MCや仕草に末っ子みを感じる。長身に加えライブだと髪をまとめてて、それがまた大人っぽくて、中身とのギャップを感じさせて良い。

王様プリンいっぱい食べな🍮🍮🍮

 

ササゲロ、2回目聴いたけどやっぱり良すぎる。ŹOOĻの曲どれも好きだけど、ササゲロの衝撃はここ近年で聴いたアイドルソングの中でもぶっちぎりかもしれない。

あの歌詞と世界観を他のユニットのファンも来る様な大きな箱でエンターテインメントとしてぶつけてきたあたりにŹOOĻのアイドルとしての強さを感じる。

ああいう倫理観ギリギリを攻める曲って、闇堕ちしたときに歌うか、単独ライブでやる演目だと思うので……。ユニットで歌うラブソングだから、ストーリー上で彼らがヒールを演じることがあったとしても使いづらい気がするから闇堕ちソングではないだろうな〜と思ってるんですがどうなんだろ。

 

Re:valeに関しては見れば見るほど「なに???????」の感情で頭がいっぱいになる。

なんならこんな感じの2人組に狂わされたのは初めてじゃないので、過去にこんな感じの沼り方をした歴代の推したちが頭をぐるぐるする。

Re:valeのメンカラー、改めて見るとめっちゃシオカラーズだな……だからなんだって話なんだけど、私はかつてシオカラーズにRe:valeと同じような感じで狂わされたので勝手に縁を感じた。なんなら元気な黒×ピンクと大人っぽい白×黄緑の組み合わせの公式が最大手の2人組ってところまで同じ……抗えない“癖”……。

どうしたらいい? 手遅れじゃね?

百くん何度かMCの途中でガチ照れしてませんでしたか???

百くんが率先して喋る→“いつものネタ”でギリ許されるノリで千くんを褒める→千くんがさらっととんでもないこと言う→百くんが照れる

なんだ……何見せられてんだおれたち……。

なんど見ても左手に指輪つけてるしリストバンドは色が逆。何……マジでなに……。中指にも付けてるからファッションです、で済むと思ってんのか。普通はそうだよ。でもそういうことなんだろ!?!?

リストバンド、Re:valeだけ作画ミスってこともないですよね。ないよね。ないわ。

なんの説明もなしにそういうことするの、ガチ感がすごい。

あと友人にRe:valeの曲いろいろ聴かせてもらったけど、どこか懐かしくて新しいアイドルソングって感じで良き。ベテランなんだな〜って曲からも感じられるというか。なんかお互いのこと歌ってね?みたいな曲がちらほらあった気がするけど気のせいなのかわからない。

 

入場者特典、うっかり千くんを引いてしまったので百くんも揃えたくなっています。もし余らせている方がいたら連絡ください。

【イメカク】酒飲んできた【コンセプトバー】

なにがきっかけかは忘れたが、本当に軽い気持ちで

「フォロワーと推しカクテルとか楽しそう」

……みたいなことを呟いたら、ほんとにフォロワーさんが同行してくれることになった。

 

今回お邪魔したお店は、池袋にある『探偵カフェ プログレス』。

現役の探偵がバーテンダーを務めるお店。(ガチの探偵社が運営してるので調査も頼めるとのこと)

公式サイト↓

https://tantei-cafe.com/sp/index.html

イメージカクテルを作ってくれるお店、という条件で探したんだけど、お店のコンセプト自体が私の好きなやつでめっちゃワクワクした。

 

☆浮気調査の資料が読める

個人情報や写真は当然ぼかされているが、実際の浮気調査の資料ファイルを閲覧することが可能。読みながら食事やドリンクの提供を待つことができる。

このファイル、1冊につき1件でそれなりの厚みがある。「えっ?こんなに細かく書くの?」ってくらい細かい。

タクシーによる追跡もしたようなので、「運転手に『あの車を追ってください』って頼むのかな」と疑問に思ってたら、スタッフさんいわく「もちろんそう頼んで追跡します」とのこと。こういう初歩的な疑問にも親切に答えてくれる。勉強になります。

 

☆スタッフさんの話が面白い

コロナ禍のとき、このカフェの営業はもちろん探偵のお仕事も暇になってしまったらしいのだが、ストーカーなど一部の依頼はあったとのこと。ストーカーに自粛なんてものはないからとか。(この辺の話、酔っ払いながら聞いてたのでうろ覚えです)

なお、「ストーカーからの依頼はあるのか? 来たらどうしてるのか?」ということもお話してくださった。

ストーカーらしき人からの依頼は当然あり、依頼内容を聞いているうちに「こいつストーカーだな」ってわかるらしい。プロだ。もちろんストーカーからの依頼は受けられないそう。

スタッフさんたちみんな、気さくにお話してくださるので、私がフォロワーと好きな作品の話をしてるとキーワードで反応して「この作品のパンフありますよ〜」って見せてくださったり、スタッフさんご自身がその作品のファンだとガチ勢らしきエピソードを話してくれたりする。超楽しい。

 

☆調査で使う道具や著名人のサインなどの展示

店内では、銃の模型やサングラス型カメラやセンサーなど実際の調査で使うと思しきアイテムが飾ってある。↑の浮気調査ファイルにあったかなり至近距離からの写真はこれらの道具を使って撮られてるのかな、と思った。次行くことがあったらこのへんの話も聞いてみたい。

 

壁の至る所に有名声優やアイドルなど、著名人のサインが貼ってある。というかズラっと並んでる。

 

それから、このお店は探偵というコンセプトとオタクが集まる池袋という立地のおかげか、コナクラがよく訪れるらしく、ポスターやフィギュアなどが飾られている。

イメージカクテルもこれで作ってもらう人が少なくないとかなんとか(私らの滞在中にも作ってもらってる人がいた)。

 

 

★飲んだ酒のまとめ

プログレ

探偵カフェオリジナルカクテル。グラスの縁に砂糖がまぶしてあり、甘さを調節しながら飲めるメロンソーダのようなカクテル。たぶんそんなに強くない。綺麗な緑。

②イメージカクテル  ※要予約

予約やオーダーの方法等は公式サイトを見てもらうとして。

私は最近ハマってる某映画の推しをイメージしてオーダーした。

作品名・キャラクター名に加え以下の注文をした。

「本編の全体を通して描かれた人物像を重視して作っていただきたいです。

モデルとなった実在の人物やモチーフになっている神話についても履修済みですが、史実と異なる点が多いため、劇中での設定を優先していただければと思います」

非公式で作っていただいたものなので、詳細や写真を載せるのは控えるが、店員さんの解釈と解説をたくさん聞けたうえ、美味しい酒が飲めて大満足だった。

推しの概念汁を飲んでるといよりは、“推しに思いを馳せながら飲む酒は美味い”って感じ。

ちなみに担当してくださった店員さんは公開直後から3回ほど見ているらしい。スタッフの間でも「いつか来るだろうな」と思われていたキャラだったそうで。

味はミントのさっぱり系で度数強め。推しとか概念とか関係なく単純に私の好きな味だった。

 

③ミルキー

この店はスイーツやお菓子を再現した味のカクテルが自慢で、これはそのひとつ。

どれも度数は低めで女性にも飲みやすい。

イメカクがさっぱり系だったので甘いのが飲みたくなりオーダー。美味い。フワフワなミルキー味の酒。

クリーム系のショットに近い感じがしたけど酒エアプなのでわからん。

 

④チョコバナナ

これもスイーツ系。飲むチョコバナナ。匂いはそんなに強くないけど、口に含むとチョコバナナとしか言いようがない味が広がる。カラースプレーがかかってるのもかわいい。

なんだろ?カカオ系とバナナ系のリキュールとかなんだろうか、知らんけど。

これもやっぱり美味い。

 

⑤柚子ジン

さっぱり系。店のおすすめで、トニックウォーターで割るといいと聞いてお願いしてみた。シュワシュワしてうま〜い!

度数そこそこありそうだけどわからん。

 

★ご飯系

①コンビーフバケット

フランスパンに乗っかったコンビーフとチーズ。ボリューム満点、酒が進む味がする。美味い。間違いない。

 

②優勝ポテトサラダ

優勝パウダーがかかったポテトサラダ。美味い。これも間違いない。酒が進む味。

 

楽しかったし美味しかった!遊んでくれたフォロワーさんにも感謝。また行きたいな。

【面白かった】『バーフバリ』初見感想

ずっと見たいと思っていた。

初回は劇場がいいと思い続けて後回しにしてきたけど、ようやく見ました。場所は池袋のグラシネ。BESTIAという良い音響の箱でやってくれたのも嬉しい。

『RRR』はもちろん、『マガディーラ』も鑑賞済みなので、その2つと比較した感想も述べていきます。

 

まずはTwitterにも載せた感想……というか上映中頭の中をグルグルしていたことのまとめから。1→2の順に鑑賞。

 

バーフバリ1

正直1だけでは登場人物と舞台と世界観を把握するだけでいっぱいいっぱいだった。

重要な登場人物が多いうえ、主人公の父と子を同じ役者が演じてるから回想が回想だってわかりにくい。

だからなのか、最初は話に入り込みづらかった。

元々私が異国感溢れるファンタジーの世界観や固有名詞を覚えるのが苦手、というのもあるんだけど。

シンプルでわかりやすい大筋の『RRR』や、序盤に現代パートのラブコメを持ってきているおかげでとっつきやすい『マガディーラ』より、ストーリーと世界観に入り込めるまでが長かった。

あと二部作だから覚悟はしてたけど、シヴドゥを主人公として感情移入して見ていたから、回想で同じ顔した別人が圧倒的主人公力(ちから)で活躍しだしてどういう顔したらいいか戸惑ってるうちに後編への“ヒキ”で終わってしまった。

現時点で意味不明なところ全部解決してほしい気持ちはあるけど、誰が主人公でヒロインなのかよくわからんまま終わってしまったから正直微妙……とすら思っていた。

 

この時点では。

 

バーフバリ2

冒頭に1のあらすじ解説がある。

私が1日かけて消化した1の内容がめちゃくちゃ爆速で綺麗に要約されていて笑ってしまった。

ぶっちゃけこの作品は2から見てもアリ、というか2から見るべきかもしれない。

とっつきやすさが全然違う。

ブコメやギャグ、中毒性の高い挿入歌、ダンスなどエンタメ部分を頭空っぽにして楽しめる方は2だと思った。

映像の多幸感がすごい。

 

話としてはシヴドゥ(マヘンドラ)が自分の出生に気づき、父の代から続く因縁に決着を付け、奪われたものを取り戻していく作品なのでシヴドゥが主人公なんだよね。……ってことに2の終盤で気づいた。終盤のアクションはそれだけの説得力があった。

アマレンドラの回想に力が入りすぎててついつい意識を持っていかれる。それが終盤のバトルや展開に生きてくるから力入れてナンボではあるんだけど。

そういう意味だと1から順番に見る作品だとは思う。

 

貴種流離譚だからタイトルからしても最後はマヘンドラが王になって終わるのは予想ついてたけど、“そもそも父と子は生き写しであっても別人なのに、父の人望をそのまま重ねられて息子は本当にそれでいいのか?”という疑問についてはわりと丁寧に答えが出されてるなぁと感じた。

赤ん坊の何も知らんときから母と約束したんだよな。だからわけもわからず無性に滝の上が気になった。

実際に上まで上がる気力に繋がったのが、拾った仮面の向こうに想像した美女なのはそれでいいんか?という気がしなくもないけど。というかアヴァンティカがそれだけの役割でびっくりした。

 

主人公はシヴドゥ(マヘンドラ)だけど、ヒロインはその実母という……これに気づかずにいたから1が意味不明だったのかもしれん。

デーヴァセーナとカッタッパとシヴァガミに対する理解が深まるだけで終盤のカタルシスが全然違う。

 

あと、EDでのおじいさんと子どもの会話に監督のフラットな物の見方が詰まってて信頼できる……って思った。

『バーフバリ』は王の血を引く息子が父の無念を晴らし奪われたものを取り返して王位に返り咲く話だけど、王としての適性は決して血統由来のものではないって遠回しに言っている。

神話や信仰を物語に取り入れて華々しく演出するけど、本質はそうではないというフラットさが好き。

 

 

『RRR』や『マガディーラ』と比較して

それぞれジャンルが違うものの、やっぱり同じ監督・スタッフだなぁという作家性というかいつもの味らしき“濃さ”をめちゃくちゃ感じた。

その一方で、扱うテーマや描写の幅広さに驚いた。RRRが好きな人はバーフバリやマガディーラもおすすめ、というのは理解したけど、全部見た人も好みが分かれそう。

ざっくり分けると、

転生ラブコメが見たい→マガディーラ

華やかなファンタジーが見たい→バーフバリ

熱い友情ものが見たい→RRR

って印象。

 

とくにRRRとバーフバリは恋愛と友情の配分と画面構成、ヒロインを初めとするサブキャラクターの情報量が真逆なので、片方が好きだからといってもう片方が好きとは限らないと思う。

 

以下比較

【観点】バーフバリ⇔RRR

【主人公】王族⇔庶民(活動家)

【女性キャラ】フィジカルが強い⇔メンタルが強い

【舞台】架空の古代王国⇔100年ほど前のインド

【サブキャラの尺】多い⇔少ない

 【関係性の比重】恋愛⇔友情

【ダンス】多い⇔少ない

【ED】踊らない⇔踊る

【画面から受ける印象】華やか⇔泥臭い

 

主人公の生命力に関しては、死にそうで死なないRRR、死なないと名言されてるマガディーラ、死ぬのがわかってるのになかなか死なないバーフバリ(父)って感じ。

VFXの技術や演出のムダのなさは順当にマガディーラ→バーフバリ→RRRと洗練されていってる印象。

ただ洗練されてるだけじゃなくて、それぞれ違ったことに挑戦してるのかなぁって感じる。

便宜上、マガディーラが原点(当時の予算や技術からするとかなり挑戦したことが多いらしいのはパンフで把握済み)とすると、バーフバリは技術的なことに加え、長い尺だからできる濃い世界観と物語が独特だと思うし、RRRはこれまでサブ要素だった男同士の友情を軸にして恋愛要素を控えめにしている……とわかりやすく趣向を変えている。

演出面だとダンスへの導入や回数かな。どんどん自然になっていってる気がする。マガディーラは本筋に関係ないダンスもあったけど、バーフバリはラブシーンにオブラートを被せるためにダンスを使っている感じで、RRRはダンスバトルをするシーンとEDでしか踊らないというド直球さ。

 

私はRRR→マガディーラ→バーフバリの順で見たので、バーフバリもEDは踊ると思ったんですけど踊らなかったね。理由をご存知の方はいるだろうか……それだけ気になる……。

マガディーラ→RRRをハシゴしてきた

正月早々チネチッタがインド映画祭りをやってたので観てきた。(ザウンドレボリューションのLサ枠)

 

 

『RRR』で初めてインド映画に触れた新参のにわかなので、あの有名な『バーフバリ』すら機会を逃し未視聴。『マガディーラ』はラーマ兄貴役の人が主演と聞いて興味を持った。

本当はバーフバリも観たかったんだけど、2日続けて終電ないのはさすがに……ってことでマガディーラとRRRだけ観てきた。

 

RRRは数えるの忘れたけど少なくとも5回以上見てる。マガディーラは完全初見。

作品情報についてはググればすぐ出てくるから割愛。

マガディーラは各種配信サイトでレンタルやってて、RRRは劇場公開中です。気になる人は観てくれよな!!!!

 

《以下、マガディーラ初見の感想》

 

・冒頭の400年前のシーンでヒロインのこと健気な子だと思ってたけどそんなことなかった(後述)

・チャランさん若ッッッッッ

・顔が見慣れたラーマ兄貴なのにセクシーさと深みがなくなりキラキラのチャラチャラになってる!?!?!?

・ストリートファッションのチャランさん!?!?!?!?

・色気のあるイケメンの進化前はキラキラ美青年ってコト!?!?

・まじでラーマ兄貴の色気どこいったん???って思ったけど、当時23〜24くらいらしいから妥当か……

・バイクアクション、監督好きなのかな?

・主人公じゃなくて俳優の名前が表示されるの笑ってしまった

イカサマ姉貴からお金取り返すまでの謎ダンスバトル、妙に長いけど本筋関係ないよね!?!?なんか深い意味あるんですか!?!?教えて有識者ーーーッッッ

・序盤のダンスバトルの流れ、ハルシャが性格良いけど悪ガキっぽいところのある陽キャだって紹介するだけのシーンだとしたらめちゃくちゃわかる

・謎ダンスバトル、途中でプリズムジャンプしてなかった???石化攻撃したり衣装変わったり

・転生要素、謎ダンスバトル、派手でわけわからん絵面、拗れるラブコメなどキンプリに近い成分が入ってる

・キンプリだと思うようにしたら「何それ!?」って思ったシーンや展開がスルッと頭に入ってきたぞ(それでいいのか?)

・王道すれ違い現代軸ラノベ設定ラブコメから歴史ドラマみたいになって重みが増してくのすご〜っと思ってたらあっという間に終わった

・ラージャマウリ監督作品、主演ラーム・チャラン、転生要素とキービジュアルしか情報ない状態で浴びたから、序盤のチャラい若チャランさんでド肝抜かれた

・なんかこう……最初からあの戦士ルックなのかと思って……現代転生ものか……転生ってきくと異世界転生だと思っちゃうの令和の日本人特有の感覚かもしれんな……

・他の方の感想でも見たけど、チャランさんのハルシャとバイラヴァと覚醒後ハルシャの演じ分けすごいよな……陽キャの若者、戦いに生き愛する人を失った戦士、記憶を取り戻し今度こそと間違えないようにと奔走する青年……

・覚醒後ハルシャ、乗馬できたりや剣が扱えたりと明らかにバイラヴァな部分もあるんだけど、ちゃんと愛を選べたのはハルシャとしての人柄もあると思うんだ〜〜〜

・ラグヴィール、執着の強さと手段は選ばない感じが悪役らしくてめっちゃ良いけど、普通に女性の扱いがキモくてそりゃフラれるだろとしか……

・でも「俺の女にならないなら恋敵もろともお前を殺す」→結果的に俺も死ぬ、になるのは好き

・個人的にはシェール・カーンとソロモンが好き

・シェール・カーン、血も涙もない侵略者かと思ってたのに……「敵ながら天晴れ」してくれるなんて好感度爆上がりするに決まってるじゃん〜〜〜〜!!!

・なんなら侵略行為を繰り返してるうちに、強者を求めるって目的が加わったりしてません?

・転生後のソロモン兄貴、溺れて気を失ってる人間に酒ブチ込んで目を覚まさせるヤベー奴なのに、いざという時助けに来てくれたりと憎めないヤツなの絶妙すぎる

・オタク(クソデカ主語)、みんなソロモン兄貴好きでしょ? ソロモン周りのくだらないエピソードもっと見たいです

・ハルシャとソロモン、前世で仲良くなれそうでなれなかったからこれからいっぱい仲良くしてほしい

・ヒロインのインドゥ、前世が一途すぎて「私のこと好きだよね?好きって言ってよ!愛してるなら証明してよ!」ってタイプだったのに、現世でその記憶まるっと忘れてるから地獄が発生してて草

・記憶が無いってことを差し引いても、インドゥはちょっと振り回しすぎだろ〜って見た直後はあんまり好きになれないタイプのヒロインだったんだけど、じっくり考えるとちょっと見方が変わった

・いくら父親が目の前で殺されたとはいえ、両想いになったばかりの恋人を信じられないの……?ってモヤッたけど、前世ではずっと想い人を信じ続けてたからその対比なんだろうな……

・むしろ前世で両想いだったのにバイラヴァが戦士であることを選んで振ってしまったことを転生後も無意識に引きずってしまい、ハルシャの愛を信じきることができなかったのかな……

・出会った時もナンパだと疑ってた(?)し、そんなに好きならインドゥが私だって気づけやバカ!(でも自分からは教えない)状態だったのも心の底から彼を信じることができなかったから……?

・インドの宗教儀式なんてわかんないけど、国を守るためのお祈りそっちのけで好きな人への想いをこじらせて七色の粉が入った入れ物にあたってキレ散らかしたら神様も怒るだろ

・展開的には「私がほしけりゃ争え、まぁ私はバイラヴァが好きだけど」って感じだったけど姫だけのせいではないよな……

・結局国を継げそうな人がみんな死んだから、シェール・カーンの勢力下になったのかな?

・男二人にとっては愛して失った女をもう一度手に入れるチャンスであり、女にとってはもう一度愛を貫くためのチャンスだったのかな……最後にインドゥの記憶が戻ったのも、それ自体が彼女への試練だったから……なんてどうです

・最初は前世も転生後もヒロインが振り回してるように見えたんだけど、↑の見方もできるなぁって……

 

 

《RRRを踏まえた感想》

 

・RRRの3時間に慣れるとマガディーラの2時間20分が体感20分くらいになる

・CG技術や尺の取り方がやっぱりマガディーラの方が荒削りというか古さを感じるんだけど、構図の使い方やアクションの大胆さはRRRに通じるものがある

・音楽はRRRの方が好みかな

・ハルシャはニコーって明るく笑うし真剣な表情も突き刺すような真っ直ぐさがあるけど、ラーマ兄貴はふわって愛おしいものを見るように笑うし、真剣な表情のなかにはいつも憂いや葛藤があるじゃないですかぁ……もちろん役柄の違いなんですけど、チャランさんが歳を重ねたことによる変化も大きいと思ってる

・RRRはプロメア好きなオタクに見てほしいし、マガディーラはキンプリ(とくにススス)が好きなオタクに見てほしい

・エンドロール前の監督のスタンプ、両作品にあったけどお約束なのかな?なんか深い意味ある?

・監督も若ぇな〜〜〜

・十数年前の作品と比べると、ヒロインの描き方がやっぱりRRRの方は現代的だな〜って思う(セクハラ描写がない、シータもジェニーもメンタル安定してて自立した感じがする)

・描き方や映像の技術に平成と令和の違いを感じる(インドに平成も令和もない)

・ハルシャもラーマもシヴァ神がモチーフのひとつだからか同じポーズしてる

・RRRで乗馬してたチャランさんがマガディーラではバイク乗りなんだ……って思ってたら最終的に乗馬してて草

・乗馬するチャランさんが絵になるってことしかわからん

・もちろんバイク乗ってる姿もカッコイイよ!!!!!

・ムッキムキのラーマ兄貴と比べるとハルシャは年相応の若者らしい絶妙な体型してて役者さんスゴ……

 

 

《マガディーラ後のRRRの感想》

 

・ラーマとビームが不死身なのは神の加護を受けてるからだと思ってたけど、マガディーラでハッキリ「主人公は神に守られてるので死なない」って示されてるのを見ると、神への信仰を描写されつつも特になんも言われてないRRRの二人はHPが規格外なだけな気がしてきたぞ……

・チャランさんの色気が爆発しすぎて直視できん

・ダンスシーンが少ない(ナートゥとエンドロールくらい?)

・最初のDosti、日常回のダイジェストっぽく編集してMVっぽく見せてるけど、あそこは本来ならダンスシーンを入れてもよかったのかな……

・まじで映像に無駄がない。ってか情報量詰め込みすぎだろ

・終盤の戦士スタイルのときに流れる曲、ラーマのパートで「マガディーラ(字幕:戦の英雄)」って聞こえるんだけどマジでマガディーラって言ってる?(1/31追記:たぶん言ってない。どっかで見た有志の翻訳によると違う単語だった気がする。空耳)

 

・ファンタジー味の強いマガディーラのあとに浴びると、RRRってほぼ筋肉で解決してるんだな……ってなる

 

 

とりあえずワーッと思いついた感想はこのくらいかな。

またなんか気づいたことあったらTwitterで垂れ流すと思います。

 

どっちも面白かったけど、個人的な好みだとRRRが好きかな。

 

バーフバリもいつか見たい。配信や円盤があるのは知ってるんだけどやっぱり初回は劇場で見たい……って悶々としてる。でも次の機会がいつになるか……。

 

これは監督と主演二人のサイン入りポスター。

チネチッタ行くことがあったらぜひ見てほしい。

 

映画『エルヴィス』を観た

めちゃくちゃ良かったので感想を書いておく。

予告で気になってはいたもののなかなか見に行くタイミングがなかったが、親が観たいと言ったので一緒に鑑賞してきた。

実話らしい、ということしか知らん状態で見た。
なのでエルヴィス・プレスリーにも当時の曲にもとくに思い入れはないんだけど、それでも惹き付けられた。名作。

(ビートルズよりも前に活躍した、世界一売れたソロアーティストという実績でとんでもなく凄い人じゃん……と気づいた)

アイドルが好きな人、全てに見てほしい。

今日の日本におけるアイドルや推し文化とは違うけど、この作品で描かれる“愛”はそれらに通じるものがある。

ライブが激アツなのでぜひ劇場で浴びてほしい。
生命であり魂であり愛なんですよ……(?)
どう考えてもあれは寿命を削ってるタイプのステージ。
「推し、推せる時に推せ」という教訓を思い出した。

またステージに返り咲いて、命を燃やし続けて、それでも次の世代が台頭してきた頃に心臓発作で突然死。
それすら、役目を終えたからなのかな……と思ってしまう。それくらいすごい生き様だった。

愛の交歓、という意味でもやっぱり彼のライブはアイドルのそれだったのかな。大衆を狂わせたし、本人もその愛に取り憑かれていた……? 私の語彙では上手く言えないけど、映画に全部描かれてるから見てください。

歌って踊る推しがいるオタクは見て損はないと思います。

歌と愛に生きた歌手、ショーの裏側で欲に揺れるマネージャー、そして歌手がもたらす熱狂を待ちわびているファン。それらに何も思わんオタクはいない。

エルヴィスが活躍した時代はまだまだ差別が当たり前だったからこそ、「白人が黒人音楽なんて」という理由で干されたんだろうけど、今の時代に生きてたらそれはそれで“差別撤廃”という政治思想のもとに祭り上げられてたんだろうな……と思いました。

自分の音楽のルーツにたまたまそれがあっただけで、政治や宗教のために音楽やってるわけではない……というスタンスの歌手に対しても、政治や宗教に結びつけて騒ぐ連中というのはどの時代にもいるだろうしね……。

エルヴィス役の俳優さん、名前くらいしか知らなかったけど、その表現力にびっくりした。あとめちゃくちゃビジュアルが優勝している……。
ラストで本人の写真も出てくるんだけど、メイクや衣装が本当に史実のままでさらにびっくりした。再現度が高い。役者とスタッフの本気をひしひしと感じる。

パンフも手元にあるので後で読んでみようと思います。