初めてプロメアを観た時の話

タイトルの通りです。
上映館が減っているものの、まだまだその熱が冷めない映画「プロメア」。それにまんまとハマり中毒になったきっかけを書きます。
映画のネタバレはありません。

きっかけは滅殺開墾ビームと美少年

2019年6月上旬。スッスッス先行上映が終わった寂しさを埋めるため、気になる映画をかたっぱしから観に行っていた。
次は何を見ようかな〜と思っていたとき、ツイッターでこんなワードを目にした。

滅殺開墾ビーム」。

滅殺……?開墾ってあの、農地を作るアレか……?のビーム……???なんだ……なんなんだ???必殺技か???プリズムジャンプか???

「プロメア」という映画のファンが一斉にツイートしてトレンド入りしたということはわかった。
それが言葉で説明できないタイプの何かであろうことを察した私は、「キンプリみたいな劇場でキメるタイプのトンチキ映画なのかな」と感じた。
これは観てみるしかない!

よくファンアートを見かける、リオくんって子もプロメアのキャラだと知った。
キャラデザがめちゃくちゃ好みだった。
初見で女の子と間違える人が多いそうだが、華奢で丸みのない体型やきりっとした顔つきから直感で美少年だなと思った。

「プロメア」というタイトル、滅殺開墾ビーム、超絶好みな外見の美少年。
事前情報はたったこれだけ。
あらすじどころかキービジュアルやキャストすらろくに確認せず、ふらっと観に行った。
もちろんTRIGGER作品に触れたこともなく、主役が俳優キャスティングだとも知らなかった。

いざ映画館へ

ちょうどリオ編の配布が始まった頃だが、すでに上映は1日1回になっていた。でも、思った以上に客入りが良かったことを覚えている。

すごかった。

冒頭の世界大炎上のシーンがオシャレすぎてシアターを間違えたのかと不安になった。
タイトルが出てきたところで、シアター間違えてなかったと安心したと同時に「カッケー!!!」と思った。
鮮やかな色彩とカッコよすぎる音楽がド好みすぎる。冒頭数分で「観に来て良かった」と思った。

序盤から始まるボス戦、ポップな色彩で描かれるロボアクション、SF超展開、宇宙!!!フルパワーの疾走感。それでいて単純明快、熱くて爽やかなストーリー。魅力的なキャラクター達。壮大で美しい音楽。OPで流れたテーマソングがクライマックスで流れる、みんな大好きな演出!

映画ってこんなに気持ちが良いの!?!?

ガロとリオのコンビもめちゃくちゃぶっ刺さった。
コンビ萌えのオタクにはたまらない。
終盤の展開、激アツすぎない!?!?!?!?!?
もし女と女で同じことやったら「百合じゃん!」とか叫んでた。危なかった。それはそれとして良い姉妹百合も拝めた。ありがとう。

思った以上にシリアスなストーリーと映像の勢いに惹き込まれ、頭が空っぽになった頃。
後半の激アツなバトルシーンで突如放たれた滅殺開墾ビーム。あまりにも唐突で笑いと謎の感動があった。これが……これが噂の滅殺開墾ビーム!
ここのバトルシーン、めちゃくちゃ好きです。ガロ、リオ、クレイの3人がめちゃくちゃ叫ぶ。
声に出したい日本語のオンパレード!ロボがギュルギュル動く!超楽しい!心に男児が住んでる人は絶対刺さる。

観た後目がチカチカするけど心地よい

そんな感じで右も左も分からない状態で浴びた、初めての「プロメア」。
劇場を出た瞬間、「この色彩と音楽を手元に残したい、サントラと設定資料が欲しい……」と思った。売店にサントラはなかったものの、パンフはあった。
「パンフなんて普段買わないし2回目観に来たときでいいか……」という思考も頭をよぎったが、こんなに気に入った映画なら買って損はないだろう。
(そもそもなぜこの時ふっと「2回目」のことを考えたんだろう。このときから中毒性にやられていたということか?)
というわけで買った。後日、サントラもお迎えした。

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↑パンフと後日購入したサントラ

その後、パンフ難民の存在を知り、この時買っておいてよかったと心の底から思った。

今思うとこのときからすでにプロメアに狂っていたわけだが、この後さらにバーニッシュフレアを浴びてプロメテック炎人への第1歩を踏み出す。
要はまんまとリピーターになり、応炎上映に行くほどハマったのだ。
この話も近いうちに書く予定です。